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台湾(地域名・域旗の由来など)


16世紀頃,台南地方を中心に大陸から漢族の移住が始まり先住民の平埔族は彼らをターヤン(外来者の意)と称し,これに「台湾」の字があてられてのちに地名になったとされる。ヨーロッパでは,長い間ポルトガル語の「フォルモサ(麗しいの意)」と呼ばれた。現在,国際機関やスポーツの国際大会などには「チャイニーズ・タイペイ」の名で参加することが多い。「青天白日満地紅旗」と呼ばれる旗は,かつての中華民国の国旗である。赤・青・白の3色は国父と尊敬される孫文の唱えた三民主義(民族の独立,民権の伸長,民生の安定)を表すとともに青は青天で正義・平等,白は白日で友愛・博愛,赤は革命による自由を表す。12の光芒は十二支,十二か月,十二宮,十二刻を意味している。国歌は『三民主義』。国花はウメとボタン




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「世界各国要覧」
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