世界各国要覧 38 カンボジア(社会と文化) 8世紀以前からインド芸術の影響を強く受け,9~15世紀のアンコール時代には宗教,建築,装飾,彫刻などに優れたクメール芸術が生まれ,“東南アジアの文化センター”といわれた。カンボジアは熱心な仏教(上座部仏教)国で,宗教は戦後の解放勢力により軽視されたが,国民の敬虔な信仰心は今も生き続けている。 東京書籍「世界各国要覧」JLogosID : 14050085