スリランカ(国名・国旗の由来など)
シンハラ語で「聖,すばらしい」の意のスリ,「光り輝く,燦然たる」の意のランカの複合語で,「仏と法と僧の三宝で光輝く国」の意。旧名セイロンは,サンスクリット語シンハラ・ドゥイーパ(ライオンの島の意)の英語訛りで,族祖のシンハリ王の伝説から先住民は自らを「ライオンの子孫」という意味でシンハラ人と呼んでいる。国旗は,濃い赤と剣を持つライオンはシンハラ人,サフラン色はヒンドゥー教徒のタミル人,緑はイスラム教徒を表し,四隅のボダイジュの葉は仏教を象徴する。国歌は『母なるスリランカ』。国花はマーネルと呼ばれるムラサキスイレン。国鳥はセイロンヤケイ。
| 東京書籍 「世界各国要覧」 JLogosID : 14050099 |