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ネパール(国名・国旗の由来など)


サンスクリット語の「ニパ(ふもと)アラヤ(住みか)」に基づき,“世界の屋根”と呼ばれるヒマラヤ山脈のふもとの国という意味。直角三角形を2つ並べた国旗は,古くは宗教的行事に用いられたという。上部三角形内は8光芒を持つ三日月,下部三角形内には12光芒を持つ太陽が描かれ,太陽の12光芒は1年12か月を表す。深紅はネパールの国民色,濃紺は湖と空の青を示し,安定を表す。月は平和,太陽は力とヒンドゥー教由来するシンボルで,国の発展を願うものといわれる。国銘は「祖国は天国より貴し」。国歌は『崇高なネパール国王陛下』。国花はシャクナゲ。国鳥はロホホラス。




東京書籍
「世界各国要覧」
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