パキスタン(国名・国旗の由来など)
国名は,1933年ケンブリッジ大学に留学中のイスラム教徒の学生によって造られた新語に基づくもの。すなわちパンジャブのP,アフガンのA,カシミールのK,シンドのS,バルチスタンのStan,それにイスラムのIを加えてPakistanとした。同時にウルドゥ語のPak(清廉なの意)stan(国の意)の意味も込められている。47年の独立に当たり建国の父ジンナーがこれを正式に国名とした。国旗の緑は国教であるイスラム教の聖なる色で繁栄,旗竿側の白は平和をそれぞれ示す。三日月は進歩と発展,星は光明と知識を表す。国銘は「信仰・団結・規律」。国歌は『聖なる大地に祝福あれ』。国花はジャスミン。
| 東京書籍 「世界各国要覧」 JLogosID : 14050123 |