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バングラデシュ(国名・国旗の由来など)


ベンガル人(バンガ族)の国」の意で,デシュとは「土地」の意味を持つ。東のアラカン山脈により東南アジアと隔てられ,西欧文明の行き止まりの地で,かつての欧州人は“文化果つる所”などと呼んだが,住民は“黄金のベンガル”と称えてきた。国旗の濃緑色は緑豊かな国土とイスラムの伝統色および国民の若々しさ,赤の円形は自由のために流した血と長く暗い圧政の夜を終わらせた独立戦争から昇った太陽を表すという。国歌は『わが黄金のベンガル』。国花はスイレンで,ベンガル語でシャプラという。国鳥はマグビーロビン。




東京書籍
「世界各国要覧」
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