バーレーン(地理・気候・風土)
ペルシャ湾に浮かぶ大小35の島からなる。主な島は,首都マナーマのあるバーレーン島(563k㎡,淡路島とほぼ同じ)で,その周辺に国際空港のあるムハッラク島,石油積出港のあるシトラ島などがあり,いずれも人工橋でバーレーン島に結ばれている。バーレーン島は石灰岩と砂丘に覆われ,中央部の西側に150m程度の高さの丘陵地帯がある。気候は4か月ずつ年間を3つに分けることができる。最良の季節は12~3月の冬で比較的過ごしやすく,4,5月と10,11月もまずまずの気候であるが,6~9月は乾燥砂漠地帯特有の酷暑をともなう夏で,湿度も高く,日中気温が木陰で40℃を超えることも珍しくない。
| 東京書籍 「世界各国要覧」 JLogosID : 14050312 |