ツバル(国のなりたち)
1568年スペイン人航海者メンダーニャがヌイ島に来航したのが,ツバル近代史の始まりという。19世紀の初頭までに,ほぼ全域の詳細が明らかになり,1819年にエリス諸島と命名された。65年にキリスト教が伝来,77年には英国人が移住を開始して植民地政策に着手。92年ギルバート諸島(現キリバス)とともに英国の保護領となり,1916年には両諸島の行政を一体化して直轄植民地ギルバート・エリス諸島となった。75年ポリネシア系の住民はミクロネシア系ギルバート人との政治統合を嫌い,ツバルと改称して分離。78年英連邦の一員として独立した。
| 東京書籍 「世界各国要覧」 JLogosID : 14050367 |