デンマーク(国名・国旗の由来など)
自国では,「デーン人の国」の意のダンマルクと呼ぶ。ダンの語義は,古ノルマン語で「谷間」,マルクは「地方」を意味する。国旗は通称ダンネブロ(赤い布の意)と呼ばれ,現存する国旗としては最古という。伝説によれば,1219年デンマーク王がエストニアと交戦中に天から降ってきたと伝えられ,キリスト教軍団に対する神の加護の象徴とされた。赤はカトリック,白はキリスト教を表し,のちのスカンディナビア十字旗のモデルとなった。国歌は『すばらしき祖国』,ほかに王室歌として『帆柱に立ちて,クリスチャン王は』がある。国花はマーガレットとレッドクローバー。国鳥はヒバリ。
| 東京書籍 「世界各国要覧」 JLogosID : 14050572 |