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ウガンダ(地理・気候・風土)


アフリカにある赤道直下の内陸国。国内には湖沼,河川が多く,世界第3の湖ビクトリア湖をはじめ,多くの湖が隣国との国境沿いや国内にあり,ビクトリア湖やキョガ湖を水源とするビクトリア・ナイルと,モブツ・セセ・セコ湖を水源とするアルバート・ナイルが合流して白ナイル川をつくっている。国土の大部分は,平均して1,200m程度のほとんど平地に近い広大な高原地帯で,南から北に向かって低くなる。ただし,西部国境には世界最大といわれる東アフリカの大地溝帯が走り,変化に富んだ地勢となっている。赤道直下にあるものの,高原地帯にあるために気候は温暖である。特にビクトリア湖周辺は湖沼性気候のため温度差が少なく,首都カンパラの平均気温は22℃程度で快適である。しかし北に行くほど平均気温は高くなる。降雨量全般的に多く,年平均1,000㎜と東アフリカでは最も雨量に恵まれている。




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「世界各国要覧」
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