ガボン(国名・国旗の由来など)
ポルトガル語で「水夫用外套」を意味するガバウンに由来。15世紀半ばこの地に到達したポルトガル人が,水夫用外套を広げたような陸地の形態からガバウンと命名,その後ガボンへと転訛した。国旗の緑は森林,黄は国を横断する赤道(太陽),青は大西洋を表す。この旗は,A・シュバイツァーがガボンで活動した際の記録書『水と原生林のはざまで』のタイトルに着想を得てデザインされたという。国歌は『ラ・コンコルド(調和)』,国銘は「団結・労働・正義」,また「統一のもとに我らは進む」というラテン語の語句もある。国花はカエンボク(アフリカン・チューリップ)。
| 東京書籍 「世界各国要覧」 JLogosID : 14051225 |