世界各国要覧 25 スーダン(社会と文化) 国民は,北部に住みイスラム教を信じるアラブ系住民と,南部に住み伝統宗教やキリスト教などを信ずる黒人系住民に大きく分かれる。両者は宗教,言語,人種,風俗習慣と,すべての面で大きく相違し,これが紛争の遠因の1つとなっている。ヌビア地方は古代エジプトの支配下に置かれていたため,メロエやジェベル・バルカルといった多くのエジプト様式の遺跡が残っている。 東京書籍「世界各国要覧」JLogosID : 14051346