チュニジア(国名・国旗の由来など)
首都チュニスに基づいた「チュニスの国」の意。古代にはフェニキアの植民地として栄えた地で,守護神とされたフェニキアの美の女神タニスの名にちなみ,チュニーズと呼ばれた。国旗はかつてのイスラム大国オスマン・トルコの旗を基調としたもので,赤は闘争の血,白円は太陽,三日月は歴史におけるイスラム世界の拡大(地中海を取り巻くようにトルコから北アフリカ,スペインまでおよんだイスラム帝国の最盛期の版図の相似形),五角星はイスラム教の5つの行為「五行」を表す。国歌は『祖国の守護者』。国銘は「秩序・自由・正義」,国花はフサアカシア(ミモザとも呼ばれる)。
| 東京書籍 「世界各国要覧」 JLogosID : 14051416 |