モーリシャス(国名・国旗の由来など)
16世紀末,ポルトガルから島を占拠したオランダ人が,当時の連合総督ナッサウ伯マウリッツ公のラテン語名にちなんでマウリティウス島と命名したことに由来。モーリシャスはそのフランス語読み。国旗の赤は独立のための闘い,青はインド洋,黄は獲得した独立の光明,緑は農業と大地を表す。また,この4色で国民を構成するインド系,欧州系,アフリカ系,中国系を象徴し,多民族国家の融和を示しているという。国銘は「鍵」で,国章にも「インド洋の星にして鍵」とラテン語で記されている。国歌は『母国』。国花はトロケア。
| 東京書籍 「世界各国要覧」 JLogosID : 14051527 |