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モロッコ(国名・国旗の由来など)


アラブ人は古来,北西アフリカ地域を聖地メッカから「遠い西方の地」の意味でアル・マグレブ・アル・アクサと呼んでいた。それが短縮化されたのがマラケシュ,のちフランス語でマロック,英語でモロッコになったという。自国では「西の国」の意でマグリビアと呼ぶ。国旗の赤地は勇気・情熱・愛国心,緑は繁栄を表し,星形はソロモンの印章と呼ばれ,物的・精神的高揚の象徴。国旗全体で神(アラー)が現在と将来にわたって発展と栄光に導くことを希求している。国歌は『自由な祖国』。国銘は「神,祖国,国王」。国花はバラ。




東京書籍
「世界各国要覧」
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