リビア(国名・国旗の由来など)
ギリシャ神話に登場するエジプト王エパフォスの娘で,北アフリカ沿岸民族の祖となった女神リビアの名に由来。古代ギリシャではアフリカの地中海沿岸部を,広くリビアと呼んでいた。語義はギリシャ語のリバ(湿気の意)からという。国旗は世界で唯一,無地単色の緑地で,緑は善と繁栄(生命と成長)の象徴とされる。また緑はイスラムの預言者ムハンマドのターバンの色であり,グリーン・ブックに代表されるジャマーヒリーヤすなわちリビアのイデオロギー(緑の革命)を表現している。国歌は『アラーは偉大なり』。国花はザクロ。
| 東京書籍 「世界各国要覧」 JLogosID : 14051551 |