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Web2.0


 近年のウェブサービスで使われる技術・ビジネスモデルの総称。一般には、「動的」「参加型」「相互補完的」などと説明されるが、厳密な定義はなく、どちらかといえばキャッチフレーズに近い。もともとは、米国の技術系出版社であるオライリーメディア社が2004年10月に開いた技術会議で提唱したのが始まり1990年代後半のドットコム・バブル期のウェブサービスに比べ、現在のサービスがどのような特徴を持っているか、という分析に基づいている。Web2.0的なサービスの代表例としては、「Google Maps」や「Wikipedia」、ブログなどが挙げられる。どれも、不特定多数のユーザーが参加することで新たな価値が創造され、それを促進するバックグラウンドとして、一般的なウェブブラウザーを使いつつも、高度で使いやすいユーザーインターフェースを備えているのが特徴である。




朝日新聞社
「知恵蔵2009」
JLogosID : 14846685