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陽春白雪
【ようしゅんはくせつ】


春爛漫に”雪景色”という景観を表現することばではない。すぐれた人物の言行には、普通の一般大衆は調子を合わせにくいというたとえ。「陽春白雪和する者寡し」という。「陽春白雪」は、楚の国のかなり高尚な歌曲の題名。低俗な流行歌は、だれでも一緒に歌えるが、本格的クラシックオペラは声を合わせて歌える人が少ないカラオケバーでは、あまり高尚な歌は聞かれないが、演歌となると合唱つきだ。
後漢書』周挙。
陽春の曲、和する者必ず寡し。




日本実業出版社
「四字熟語(日本実業)」
JLogosID : 4373498