日本語使いさばき辞典 13 筆・ペン・鉛筆などで文字を写し出す「書く」 [文字を]記(き)・書写(しょしゃ)・筆写(ひっしゃ)・書記(しょき)・筆記(ひっき)[文字を。また、筆と硯(すずり)]筆硯(ひっけん)・筆研(ひっけん)[筆で思うことを書いて述べる]筆述(ひつじゅつ)[書き始める]筆頭(ひっとう)・起筆(きひつ)・初筆(しょひつ)・初筆(しょふで)[書くのをやめる]絶筆(ぜっぴつ)[書画を]CID(7656)墨(かんぼく)[書き記す。また、そのもの]題署(だいしょ)[書き入れる]記入(きにゅう)[読むことと書くこと]読書(どくしょ)・読(よ)み書(か)き[文字を太く。また、その文字]筆太(ふでぶと)[目立つように。特に、取り立てて]特筆(とくひつ)・特記(とっき)・大書(たいしょ)[目立つように。また、書いてすぐ]書(か)き立(た)て[文字を細かく。また、詳しく]細書(こまが)き・細書(さいしょ)[葦がふるえているように文字を]角葉書(つのはが)き[文字の尾を長く引き延ばして、水が流れるように]水手(みずて)[勢いよく]達筆(たっぴつ)・健筆(けんぴつ)[とても乱暴に。自分の字をへりくだっていう]乱筆(らんぴつ)・乱(みだ)れ書(が)き・粗筆(そひつ)・楚筆(そひつ)[はやく字を]速筆(そくひつ)・早筆(そうひつ)・早書(はやが)き・走(はし)り書(が)き[話している内容を素早く記号などを使って]速記(そっき)[筆にまかせて。また、書いたもの]捨(す)て書(が)き・殴(なぐ)り書(が)き・擲(なぐ)り書(が)き・書(か)き散(ち)らし[筆にまかせて。また、気晴らしに]筆荒(ふですさ)び[気晴らしに]筆慰(ふでなぐさ)み[思いつくまま、それとなく書きつづる]漫筆(まんぴつ)・随筆(ずいひつ)・書(か)き散(ち)らし・漫録(まんろく)[あまり考えもせずにさらさらと]書(か)き流(なが)し[書きっぱなし]書(か)き捨(す)て[必要なところを抜き出して。その文書・記録]抜(ぬ)き書(が)き・抄(しょう)・抄書(しょうしょ)・抄出(しょうしゅつ)・摘録(てきろく)・摘記(てっき)[必要なところだけを]略筆(りゃくひつ)・略記(りゃっき)[聞いたそのままを。また、その記録]打(う)ち聞(ぎ)き・打(う)ち聴(ぎ)き・聞(き)き書(が)き[一つのことを二度]弥書(いやが)き・重(かさ)ね書(が)き[心をこめて]謹書(きんしょ)[詳しく]詳記(しょうき)[足りないところを補い、加えて]補筆(ほひつ)・加筆(かひつ)[二つ以上のことを並べて]併記(へいき)・列記(れっき)[はっきりと]明記(めいき)[間違って]誤記(ごき)・誤写(ごしゃ)[ちょっと書きつける]一筆(いっぴつ)・一筆(ひとふで)・付記(ふき)[あとから書き加える]追記(ついき)[本文のほかに]別記(べっき)[別のものに書き移す]転記(てんき)[後日の証拠とするために別に書いて取って置く。そのもの]控(ひか)え あすとろ出版「日本語使いさばき辞典」JLogosID : 4381114