日本語使いさばき辞典 25 様態・種別などからみた「聞く・聞こえる」 [自然に耳に感じる]聞(き)く[しっかり意志をもって]聴(き)く[音や声が耳に感じられる]聞(き)こえる[聴き取る]聴取(ちょうしゅ)[あらかじめ]下聞(したぎ)き[静かに]静聴(せいちょう)[聞くともなしに]傍耳(かたみみ)・余所耳(よそみみ)[聞きながら]聞(き)く聞(き)く・聞(き)き聞(き)き[うすうす]側聞(そくぶん)・仄聞(そくぶん)・仄聞(ほのき)く[ふと耳にする]漏聞(ろうぶん)・漏(も)れ聞(き)く・漏(も)り聞(き)く[探り]探聞(たんぶん)・探聴(たんちょう)[ひそかに盗み]盗聴(とうちょう)・立(た)ち聞(ぎ)き・盗(ぬす)み聞(ぎ)き・立(た)ち聞(き)く[誤って]誤聞(ごぶん)[見たり聞いたりする]見聞(けんぶん)・見聞(みき)き[初めて]初耳(はつみみ)[人づてに]又聞(またぎ)き・伝聞(でんぶん)・伝承(でんしょう)・人聞(ひとぎ)き・伝(つた)え聞(き)く・還(かえ)り聞(き)く[他人が]他聞(たぶん)[人が聞いたときの感じ]人聞(ひとぎ)き・外聞(がいぶん)[情報などを早く聞きつける]早耳(はやみみ)・耳聡(みみざと)い・耳聰(みみざと)い[実際に自分で]実聞(じつぶん)[言いふらす]吹聴(ふいちょう)[聞くことの最後]聞(き)き納(おさ)め[言いつけを]奉命(ほうめい)・受命(じゅめい)[話を聞きに来る]来聴(らいちょう)[会議・公判などで]傍聴(ぼうちょう)[公に]公聴(こうちょう)・聴聞(ちょうもん)[行政機関が広く意見や要望などを]広聴(こうちょう)[講義を]聴講(ちょうこう)[自分の話を聞いてくれることの敬語]清聴(せいちょう)・高聞(こうぶん)[謹んで]敬聴(けいちょう)・拝聞(はいぶん)・敬承(けいしょう)・拝承(はいしょう)・承(うけたまわ)る・伺(うかが)う・拝聴(はいちょう)[目下の者に]下問(かもん)・下聞(かぶん)[詔(みことのり)を承る]奉勅(ほうちょく)[君子が]天聴(てんちょう)・叡聞(えいぶん)・聞(き)こし召(め)す・上聞(じょうぶん)・上聴(じょうちょう)[貴人の耳に入る]台聴(たいちょう)・台聞(たいぶん)[天皇に申し上げる]奏聞(そうもん)・奏聞(そうぶん)・奏上(そうじょう)[音や声があまりよく聞こえない]難聴(なんちょう)[聴力をなくす]失聴(しっちょう)[音や声が聞こえるように感じる。また、その音や声]幻聴(げんちょう) あすとろ出版「日本語使いさばき辞典」JLogosID : 4381176