日本語使いさばき辞典 34 赤系の色 [茜の根で染めた濃い赤【口絵001】]茜色(あかねいろ)[茜の根で染めた鮮やかな黄赤【口絵002】]緋色(ひいろ)・緋(あけ)・真緋(あけ)・火色(ひいろ)・スカーレット[緋色に紫を加えた暗い赤。古代の服色に見える【口絵003】]深緋(こきひ)・深緋(こきあけ)・黒緋(くろあけ)[緋色より薄い、やわらかい黄赤【口絵004】]CID(19679)(そひ)・蘇比(そひ)・素緋(そ*ひ)[架空の動物「猩猩」の血の色にたとえられた鮮やかな赤]猩猩緋(しょうじょうひ)[天然の鉱物から作られる鮮やかな黄赤【口絵005】]朱色(しゅいろ)・朱(しゅ)・朱(あけ)[水銀と硫黄から作られる人工の明るい朱色。]銀朱(ぎんしゅ)[赤土から作られるやわらかい赤【口絵006】]埴(はに)・真赭(まそほ)・真朱(まそほ)・真朱(しんしゅ)[紅花で染めた鮮やかな濃い赤【口絵007】]紅(くれない)・呉藍(くれない)・紅色(べにいろ)[紅の美しさを強調した名称]韓紅(からくれない)・唐紅(からくれない)・韓(から)紅花(くれない)・唐(から)紅花(くれない)[燃えるような紅]紅蓮(ぐれん)[紅梅の花のような明るいピンク【口絵008】]紅梅色(こうばいいろ)[紅花一斤(いっきん)で絹一疋(いっぴき)を染めたピンク【口絵009】]一斤染(いっこんぞめ)[紅染めのごく薄いピンク。身分の低いものが着用した場合は「たいこう」といった【口絵010】]退紅(あらぞめ)・褪紅(あらぞめ)・退紅(たいこう)・褪紅(たいこう)・薄紅(うすくれない)[桜の花のようなごく淡いピンク【口絵011】]桜色(さくらいろ)[紅花で染めた紫みの赤。平安時代の流行色【口絵012】]今様色(いまよういろ)[鴇の風切羽のようなやわらかいピンク【口絵013】]鴇色(ときいろ)・CID(15350)色(ときいろ)・朱鷺(とき)色(いろ)・鴇羽色(ときはいろ)・鴇羽色(ときばいろ)[紅珊瑚のような明るいピンク【口絵014】]珊瑚色(さんごいろ)・珊瑚珠色(さんごしゅいろ)・コーラルピンク[黒みがかった濃い紅色]真紅(しんく)・深紅(しんく)・クリムゾン[蘇芳の木の心材で染めた紫みの赤【口絵015】]蘇芳色(すおういろ)・蘇方色(すおういろ)[山ぶどうのようなやわらかい紫みの赤【口絵016】]葡萄(えび)色(いろ)・海老(えび)色(いろ)・蝦色(えびいろ)・葡萄(えびぞめ)・蒲萄(えびぞめ)・ワイン色[紫みの暗い赤【口絵017】]臙脂色(えんじいろ)・燕脂(えんじ)・燕支(えんじ)[小豆のようなくすんだ赤]小豆(あずき)色(いろ)[檜の皮のような暗い赤褐色【口絵018】]檜皮(ひわだ)色(いろ)・檜皮(ひはだ)色(いろ)[インドのベンガルに由来する赤褐色【口絵019】]紅殻色(べんがらいろ)・弁柄色(べんがらいろ)・紅柄色(べんがらいろ)・紅殻色(べにがらいろ)・インディアンレッド[赤土の代赭から作られるやわらかい赤褐色【口絵020】]代赭色(たいしゃいろ)・褪赭色(たいしゃいろ)[赤レンガのようなやや黒みの赤褐色]CID(7810)瓦色(れんがいろ)・ブリックレッド[茶色みの強いオレンジ色【口絵021】]蒲色(かばいろ)・樺色(かばいろ)[赤土で染めた鮮やかなオレンジ色【口絵022】]丹色(に*いろ)[皇太子の礼服として制定された鮮やかなオレンジ色【口絵023】]黄丹(おうに)・黄丹(おうたん)[古代に皇族の衣服の色とされたやわらかいオレンジ色【口絵024】]朱華(はねず)・唐棣(はねず)・唐棣花(はねず)・波CID(7769)受(はねず)[柑橘系の果物のようなオレンジ色]橙色(だいだいいろ)・蜜柑色(みかんいろ)・柑子色(こうじいろ)[熟した柿の実のような明るいオレンジ色【口絵025】]照柿(てりがき)・柿色(かきいろ)[柿渋で染めたにぶい赤茶色【口絵026】]柿渋色(かきしぶいろ)・柿色(かきいろ)・團十郎茶(だんじゅうろうちゃ)[朱色や柿色を洗い薄めたような淡いオレンジ色【口絵027】]洗朱(あらいしゅ)・洗柿(あらいがき)[朝焼けの雲のようなやわらかいオレンジ色【口絵028】]東雲(しののめ)色(いろ)・曙色(あけぼのいろ) あすとろ出版「日本語使いさばき辞典」JLogosID : 4381251