日本語使いさばき辞典 22 形態・状態からみた「座る」 [ひざを折って腰をおろす]座(すわ)る・坐(すわ)る・座(ざ)する・坐(ざ)する[座ること]座(すわ)り・坐(すわ)り[座ったままその場を動かずにいる]座(すわ)り込(こ)む・坐(すわ)り込(こ)む・居座(いすわ)る・居坐(いすわ)る・座(すわ)り込(こ)み[座ることと立つこと]立(た)ち居(い)・起(た)ち居(い)・座作(ざさ)・坐作(ざさ)・起居(ききょ)[きちんと]正座(せいざ)・正坐(せいざ)・端座(たんざ)・端坐(たんざ)・危座(きざ)・危坐(きざ)・畏(かしこ)まる[座り直す。また、にわかに態度を荒々しいものに改める]居直(いなお)る[心を落ち着け、静かに]静座(せいざ)・静坐(せいざ)[どっかりと座っている]鎮座(ちんざ)[地面にひざまずいて礼をする]土下座(どげざ)[くたびれて座り込む]へたばる・へこたれる・へたる・へばる[ひざまずいて]跪座(きざ)・跪坐(きざ)・突(つ)い居(い)る[片ひざを立てて]立(た)て膝(ひざ)[片ひざを立て、手でそのひざを抱くようにして]CID(7724)(か)い膝(ひざ)[ひざを折り、体を丸くして]蹲(うずくま)る・踞(うずくま)る・踞座(きょざ)・蹲踞(そんきょ)・蹲居(そんきょ)・蹲踞(そんこ)・蹲居(そんこ)[腰を浮かして]踞(しりうた)ぐ[両足を投げ出して]箕踞(ききょ)・箕座(きざ)・箕坐(きざ)[幼児語で、尻をつき足を投げ出して]えんこ[足を横に出し姿勢を崩して]横座(よこずわ)り・横坐(よこずわ)り[足を前に組んで]胡座(あぐら)・胡坐(あぐら)・胡床(あぐら)・胡坐(こざ)・趺坐(ふざ)・趺座(あぐら)・丈六(じょうろく)・足組(あぐ)み・趺坐(あぐみ)・足組(あぐ)む・趺(あぐ)む・足組(あぐ)まう・じょうらくむ[楽な姿勢で、また、あぐらをかく]安座(あんざ)・安坐(あんざ)・平(たい)ら・平座(へいざ)・平坐(へいざ)[ずうずうしく大きくあぐらをかく]大(おお)胡坐(あぐら)・高(たか)胡坐(あぐら)[足を左右に出し尻をつけて]鳶足(とんびあし)[足を崩して楽に座るようすすめる言葉]御平(おたい)らに[無言で]黙座(もくざ)・黙坐(もくざ)[ひとりで座っている]単座(たんざ)・単坐(たんざ)・孤坐(こざ)・独座(どくざ)・独坐(どくざ)[さびしくひとりで座っている]枯坐(こざ)[向かい合って]対座(たいざ)・対坐(たいざ)・掛(か)け向(む)かい・差(さ)し向(む)かい・向(む)かい座(ざ)・向(む)かい坐(ざ)・対席(たいせき)[三人が向き合って]鼎座(ていざ)・鼎坐(ていざ)[多くの人が円形に]円座(えんざ)・円坐(えんざ)・車座(くるまざ)・車坐(くるまざ)・団座(だんざ)・団坐(だんざ)・環座(かんざ)・環坐(かんざ)・円居(まどい)・団居(まどい)・輪坐(りんざ)・団欒(だんらん)[起き上がって]起座(きざ)・起坐(きざ)[序列を乱して]乱座(らんざ)・乱坐(らんざ)[人の家を訪問して長くいる]長座(ちょうざ)・長坐(ちょうざ)・長居(ながい)[屋根なしの所に]露座(ろざ)・露坐(ろざ)[隠れるようにして]居隠(いかく)る[貴人のそば近くにひかえて]侍座(じざ)・侍坐(じざ)[禅宗で両足を組んで座り、悟りの境地を得ようとする修行]座禅(ざぜん)・坐禅(ざぜん)・燕座(えんざ)・宴座(えんざ)・宴坐(えんざ)[右足を左ももの上に、左足を右ももの上に組んで]結跏(けっか)・結跏趺坐(けっかふざ)・蓮華座(れんげざ)・蓮華坐(れんげざ) あすとろ出版「日本語使いさばき辞典」JLogosID : 4381309