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「愛・愛する」に関する故事・成語・ことわざ


[愛(あい)は屋烏(おくう)に及(およ)ぶ]人を愛すれば、その家の屋根の烏まで好きになるほど、その人関するものすべてに愛情が及ぶことのたとえ。《類》「痘痕(あばた)も靨(えくぼ)」「惚(ほ)れた欲目(よくめ)」
[一視同仁(いっしどうじん)]すべての人を平等に扱い、同じように愛すること。
[恋(こい)に上下(じょうげ)の隔(へだ)てなし]恋することは、人間の本性に根ざしたものであって、人の身分や地位の上下によって左右されるものではないの意。
[恋(こい)の病(やまい)に薬(くすり)なし]恋の病は、いわゆる病気ではないから、それを治す薬などはないの意。
[恋(こい)は思案(しあん)の外(ほか)]恋は、常識や理性では考え及ばないもので、とりこになれば思慮分別も失ってしまうものだということ。
[近惚(ちかぼ)れの早飽(はやあ)き]●惚れっぽくて、すぐに飽きる性格のこと。または、そのような人。惚れやすい人は飽きやすいものだという意味でも使う。「近惚れ」は惚れやすいこと。《類》「早好(はやず)きの早飽(はやあ)き」
[落花流水(らっかりゅうすい)]男女がお互いに慕い合うことのたとえ。落花に流水と共に流れたい気持ちがあり、一方、流水には落花を浮かべて流れたい情があるの意から。




あすとろ出版
「日本語使いさばき辞典」
JLogosID : 4382000