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「秋」に関する成語・ことわざ


[秋(あき)茄子(なすび)嫁(よめ)に食(く)わすな]秋茄子はおいしいので、姑が憎い嫁に食べさせたがらないということ。また、食べると体を冷やすからとも、秋茄子には種が少ないので嫁に子ができないと困るから、ともいわれている。
[秋(あき)の日(ひ)と娘(むすめ)の子(こ)はくれぬようでくれる]秋の日は暮れそうになくても急に暮れる。それと同じように娘も嫁に容易にくれそうにもないようでいて、案外簡単にくれるものだということ。「暮れる」と「呉れる」をかけている。
[秋月春風(しゅうげつしゅんぷう)](⇒「月(つき)」359ページ
[秋霜烈日(しゅうそうれつじつ)](⇒「はげしい」413ページ
[秋風索寞(しゅうふうさくばく)]秋になって吹く風であたりがものさびしくなるさま。また、勢いが衰え、落ちぶれるさまをいう。
[天高(てんたか)く馬肥(うまこ)ゆ]秋の空は澄み渡って高く晴れ、気候もよいので馬も食欲がすすみ肥えるということで、秋のよい季節をいう。《類》「秋高(あきたか)くして馬肥(うまこ)ゆ」
[夏沖(なつおき)の秋山(あきやま)](⇒「夏(なつ)」385ページ




あすとろ出版
「日本語使いさばき辞典」
JLogosID : 4382006