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「あらわす・あらわれる」に関する故事・成語・ことわざ


[CID(7642)(うわさ)をすれば影(かげ)が差(さ)す]うわさ話をしていると、その当人が現れるものだ。「CID(7642)(うわさ)をすれば影(かげ)」ともいう。
[思(おも)い内(うち)にあれば色外(いろそと)に現(あらわ)る]何か心の中に思っていることがあると、それは知らず知らず表情や態度などに現れるということ。
[隠(かく)すより現(あらわ)る]隠し事は、隠そうとすればするほどかえって他人の目を引いて早く知れ渡ってしまうということ。《類》「隠(かく)すことは現(あらわ)る」「隠(かく)れたるより見(あらわ)るるは莫(な)し」
[才気煥発(さいきかんぱつ)](⇒「賢(かしこ)い・愚(おろ)か」151ページ
[名(な)は体(たい)を表(あらわ)す]人や物の名は、そのままその実体や性質などを的確に表しているものであるということ。「表(あらわ)す」は「現(あらわ)す」とも書く。《類》「名詮自性(みょうせんじしょう)」「名実相応(めいじつそうおう)」
[破邪顕正(はじゃけんしょう)]間違った考えを否定して、正しい道をはっきりと表し示すこと。もともと仏教語であって、「破邪」は邪道を説き伏せる、「顕正」は正しい仏法、すなわち正道を表し示すの意。出典は『三論玄義(さんろんげんぎ)』。




あすとろ出版
「日本語使いさばき辞典」
JLogosID : 4382013