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「命」に関する故事・成語・ことわざ


[命(いのち)あっての物種(ものだね)]生きていればこそ何事でもできる。命が何よりも大切だということ。《類》「命(いのち)なりけり」
[命長(いのちなが)ければ恥多(はじおお)し]人間は長生きすると、それだけ恥をかくことも多くなるということ。出典は『荘子(そうじ)』。
[命(いのち)より名(な)を惜(お)しむ]自分の命より名誉を大切にするという意で、恥をかくくらいならいっそ命を捨てた方がよいということ。
[佳人薄命(かじんはくめい)]美しい女性は、とかく病弱で、寿命が短いということ。《類》「美人薄命(びじんはくめい)」
[死生命有(しせいめいあ)り]人の生死は天命によって決まっていることで、人力ではどうすることもできない。
[息災延命(そくさいえんめい)](⇒「生死(せいし)」300ページ
[河豚(ふぐ)は食(く)いたし命(いのち)は惜(お)しし]おいしいフグは食べたいが、その毒にあたって死ぬのは怖いの意から、いい思いをしたいが、後のことを考えると怖くて迷うようす。
[不惜身命(ふしゃくしんみょう)]仏法のためには命を惜しむことなく捧げること。




あすとろ出版
「日本語使いさばき辞典」
JLogosID : 4382022