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「恩」に関する慣用句


[足(あし)を向(む)けて寝(ね)られない]人からの恩をいつも忘れない気持ちを表す言葉。
[恩(おん)に着(き)せる]恩を与えたことをことさら相手に意識させ、ありがたがらせる。《類》「恩(おん)に掛(か)ける」
[恩(おん)に着(き)る]人から受けた恩をありがたいと思うこと。《類》「恩(おん)に受(う)ける」
[恩(おん)を仇(あだ)で返(かえ)す]恩を受けた人に感謝するどころか、ひどい仕打ちをする。《類》「情(なさ)けを仇(あだ)で返(かえ)す」「後足(あとあし)で砂(すな)をかける」「陰(かげ)にいて枝(えだ)を折(お)る」
[恩(おん)を売(う)る]相手からの見返りを見込んで親切にし、ありがたく思わせる
[恩(おん)を知(し)る]恩を受けたありがたさが分かる
[干天(かんてん)の慈雨(じう)]日照りのときの恵みの雨。また、待望していたことの実現や苦しいときの救いなどのたとえ。「干天」は「旱天」とも書く。




あすとろ出版
「日本語使いさばき辞典」
JLogosID : 4382041