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「考える・考え」に関する故事・成語・ことわざ


[内股膏薬(うちまたごうやく)]きまった主張や意見がなく、あちこちに付き従うこと。また、その人。《類》「二股膏薬(ふたまたごうやく)」「股座膏薬(またぐらごうやく)」
[机上(きじょう)の空論(くうろん)]実際に役に立たない案や意見。《類》「空理空論(くうりくうろん)」
[奇想天外(きそうてんがい)]思いもよらない変わった考え。
[愚者(ぐしゃ)の一得(いっとく)]愚かな者でも時にはよい考えを出すときもあるということ。《類》「千慮(せんりょ)の一得(いっとく)」
[君子(くんし)は豹変(ひょうへん)す](⇒「改(あらた)める・改(あらた)まる」70ページ
[再思三考(さいしさんこう)]二度も三度も考えること何度も考えること
[時代錯誤(じだいさくご)]現代の傾向に合わない考え方
[十人十色(じゅうにんといろ)]人の好みや考えがそれぞれに違っていること。
[思慮分別(しりょふんべつ)]深く考えめぐらして判断すること。
[深謀遠慮(しんぼうえんりょ)](⇒「意向(いこう)・意志(いし)・意思(いし)」91ページ
[千思万考(せんしばんこう)]いろいろと考えること。また、その考え。
[創意工夫(そういくふう)]誰も思いつかなかった新しい考えや方法を編み出すこと。「創意」はまねではなく、新しい思いつき
[沈思黙考(ちんしもっこう)]黙って深く考え込むこと。《類》「沈思凝想(ちんしぎょうそう)」
[当意即妙(とういそくみょう)]その場で即座に気転を利かすこと。
[肺肝(はいかん)を摧(くだ)く]いろいろと気を遣い、十分に考えをめぐらす。「肺肝」は肺臓と肝臓で心の意。出典は杜甫(とほ)の詩『垂老別(すいろうのわかれ)』。
[世(よ)の中(なか)は九分(くぶ)が十分(じゅうぶ)]物事は、自分の思い通りにいかないもので、望みの九分がかなえば十分であって満足すべきであるということ。
[理路整然(りろせいぜん)]物事や考えの筋道が整っているさま。




あすとろ出版
「日本語使いさばき辞典」
JLogosID : 4382053