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「着る」に関する慣用句・ことわざ


[襟(えり)を正(ただ)す]身なり整える意から、気持ち引き締める
[兜(かぶと)を脱(ぬ)ぐ]降参する。《類》「シャッポを脱(ぬ)ぐ
[着(き)の身着(みき)の儘(まま)]身に着けている衣服のほかは何ひとつ着るものを持っていない。
[下駄(げた)を預(あず)ける]相手に物事の処置などをまかせる。
[下駄(げた)を履(は)かせる]数量などを水増しして実際より多く見せる
[袖(そで)にする]親しくしていた人を冷淡にあしらう。「袖になす」、「袖にあしらう」ともいう。
[袖振(そでふ)り合(あ)うも多生(たしょう)の縁(えん)]「多生」は仏教で何度も生まれ変わること。袖が触れ合うようなちょっとしたことも、前世からの因縁によるものだ。《類》「袖CID(7713)(そです)り合(あ)うも多生(たしょう)の縁(えん)」
[袂(たもと)を分(わ)かつ](⇒「交際(こうさい)・付(つ)き合(あ)い」○○○ページ
[無(な)い袖(そで)は振(ふ)れない]実際に持っていないのだから出したくても出せない。
[錦(にしき)を飾(かざ)る]美しい着物を着る意から、立身出世をして故郷に帰る。
[二足(にそく)の草鞋(わらじ)を履(は)く]同じ人が本来両立し得ない職業を兼ねること。昔、博打(ばくち)打ちが捕吏を兼ねていたことをいった。
[歯(は)に衣(きぬ)を着(き)せない](⇒「言(い)う」○○○ページ
[襤褸(ぼろ)を出(だ)す](⇒「あらわす・あらわれる」○○○ページ
[馬子(まご)にも衣装(いしょう)]だれでも外面を飾れば立派に見えること。




あすとろ出版
「日本語使いさばき辞典」
JLogosID : 4382062