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「声」に関する慣用句


[蚊(か)の鳴(な)くような声(こえ)]蚊の羽音のようなかすかな細い声。力なくたよりない声。
[絹(きぬ)を裂(さ)くよう]女性が叫ぶ声の鋭くかん高いようす。
[声(こえ)が潤(うる)む]悲しみのあまり声が震えて涙声になる。
[声(こえ)が潰(つぶ)れる]声を出し過ぎて、かすれ声になる。
[声(こえ)が弾(はず)む]うきうきとした気分で、元気な声になる。
[声(こえ)の下(した)から]言い終わってすぐ。
[声(こえ)を落(お)とす]声の調子を下げて小さい声で話す。
[声(こえ)を嗄(か)らす]大声で叫んでいて、かすれ声になる。
[声(こえ)を曇(くも)らす]心配そうな悲しそうな声になる。
[声(こえ)を殺(ころ)す]人に聞こえないような小声で話す。《類》「声(こえ)を潜(ひそ)める」
[声(こえ)を作(つく)る]ふだんと違う飾った声を出す。
[声(こえ)を呑(の)む](⇒「驚(おどろ)く・驚(おどろ)き」124ページ
[声(こえ)を振(ふ)り絞(しぼ)る]できる限りの声を張り上げる
[鈴(すず)を転(ころ)がすよう]女性の声の美しく澄んでいるようす。《類》「玉(たま)を転(ころ)がすよう」




あすとろ出版
「日本語使いさばき辞典」
JLogosID : 4382073