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「言葉」に関する故事・成語・ことわざ


[一言一句(いちごんいっく)]ひと言ひと言。
[一言半句(いちごんはんく)]ほんのちょっとした言葉。
[咳唾珠(がいだたま)を成す]●口から出る一言一句が玉のように美しい。詩や文章の才能に富んでいるたとえ。出典は『晋書(しんじょ)』
[狂言綺語(きょうげんきご)]人の気を引くような大げさに飾り立てた言葉。「綺語」は「きぎょ」とも読む。
[言言肺腑(げんげんはいふ)を衝(つ)く]ひと言ひと言が聞いている人の心にしっかりとこたえるさま。
[巧言令色(こうげんれいしょく)鮮(すくな)し仁(じん)]言葉が巧みで愛想のいい人間は、仁の心に欠けることが多いということ。「令色」は他人の気に入るように表情を飾ること。出典は『論語』。
[言葉(ことば)は心(こころ)の使(つか)い]心の中に思っていることは、自然と言葉として表れるものであるということ。《類》「思(おも)うことは口(くち)に出(で)る」「口(くち)は心(こころ)の門(もん)」
[言語道断(ごんごどうだん)]あきれはてて言葉も出ないほどにひどいさま。とんでもないこと。
[千言万語(せんげんばんご)]多くの言葉。《類》「千言万句(せんげんばんく)」
[大言壮語(たいげんそうご)]自分の実力以上に大きなことを言うこと。また、その言葉。
[忠言耳(ちゅうげんみみ)に逆(さか)らう]真心を尽くしていさめる言葉は、耳に痛いもので、素直に聞き入れることがむずかしい。
[侫言(ねいげん)は忠(ちゅう)に似(に)たり]こびへつらって言う言葉は、いかにも忠義であるかのように聞こえるという意で、へつらいの言葉への戒め。
[武士(ぶし)に二言(にごん)なし]武士は信義を重んじるので、一度言った言葉を取り消すようなことはしないということ。
[片言隻句(へんげんせっく)]ちょっとした言葉。ひと言。「隻句」は「せきく」とも読む。《類》「片言隻語(へんげんせきご)」
[綸言汗(りんげんあせ)の如(ごと)し]流れ出た汗が再び体内に戻らないように、君主が臣下に言った言葉は取り消すことができない。




あすとろ出版
「日本語使いさばき辞典」
JLogosID : 4382075