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「すぐれる」に関する慣用句


[異彩(いさい)を放(はな)つ]他のものよりきわだってすぐれている。
[一頭地(いっとうち)を抜(ぬ)く]ほかの多くのものより一段とすぐれている。「一頭」は、頭一つ分の高さの意。《類》「一頭地(いっとうち)を出(いだ)す」
[上(うえ)には上(うえ)がある]これが最上であると思っていても、必ずそれより上のものがあるものだということ。
[腕(うで)が利(き)く]技量がすぐれている。《類》「腕(うで)が立(た)つ」
[上手(うわて)を行(い)く]技能や学力などが人より一段とすぐれている。
[聞(き)きしに勝(まさ)る](⇒「聞(き)く・聞(き)こえる」188ページ
[金(きん)の卵(たまご)]将来に期待が持てる、若くてすぐれた人材。
[群(ぐん)を抜(ぬ)く]大勢の中で、飛び抜けてすぐれている。
[毛(け)の生(は)えたよう]ほんの少しまさっているようす。
[光彩(こうさい)を放(はな)つ]すぐれていて特に目立つこと。
[雌雄(しゆう)を決(けっ)する]優劣・勝敗をきめる。
[神(しん)に入(い)る]演技などが、神業かと思えるほどすぐれている。
[すこぶる付(つ)き]ずば抜けてすぐれていること。「すこぶる」という語がつくほどという意から。
[精彩(せいさい)を放(はな)つ]生気に満ちてきわだって見える。「精彩」は「生彩」とも書く。
[粒(つぶ)がCID(7975)(そろ)う]みんなCID(7975)ってすぐれている。
[頭角(とうかく)を現(あらわ)す]学問などがほかの人びとよりも目立ってすぐれるようになる。
[堂(どう)に入(い)る]学問・技芸が非常にすぐれている。
[並(なら)ぶ者(もの)がない]非常にすぐれていて、比べられる者がいない。
[引(ひ)けを取(と)らない]負けることはない。劣ってはいない。
[非(ひ)の打(う)ち所(どころ)がない]完璧で非難する点がない。
[勝(まさ)るとも劣(おと)らぬ]すぐれていても劣ってはいない。
[磨(みが)きが掛(か)かる]技術・芸などが一段とすぐれたものになる。
[右(みぎ)に出(で)る者(もの)がない]その人に勝る者はいない。
[水際立(みずぎわだ)つ]ひときわ目立ちあざやかである。
[役者(やくしゃ)が一枚上(いちまいうえ)]掛け引きや計略などが一段とすぐれていること。




あすとろ出版
「日本語使いさばき辞典」
JLogosID : 4382096