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「性格・性質」に関する故事・成語・ことわざ


[外柔内剛(がいじゅうないごう)]外見は弱々しいが芯はしっかりしていること。
[人面獣心(じんめんじゅうしん)]人の顔をしているけれども、心は獣のようで、情けや恥を知らない人。冷酷なもの、恩義を知らないものをののしって言う。「人面」は「にんめん」とも読む。
[性相近(せいあいちか)し習(なら)い相遠(あいとお)し]人の生まれつきにはそれほどの違いはないのであるが、習慣や教育などの積み重ねによって大きな違いが生まれてくるということ。出典は『論語』。
[性(せい)に率(したが)う之(これ)を道(みち)と謂(い)う]天から与えられた人間の本性にしたがって行うのを道というの意。出典は『中庸(ちゅうよう)』。
[性(せい)は善(ぜん)なり]人間の本性は元来善であるという、孟子の唱えた性善説の言葉。《対》「性(せい)は悪(あく)なり」(荀子(じゅんし)の説)
[清廉潔白(せいれんけっぱく)]心が清らかで、後ろ暗いところが一切ないこと。
[天空開闊(てんくうかいかつ)]空や海のように度量が大きいこと。
[天真爛漫(てんしんらんまん)]自然のままで無邪気なさま。《類》「天衣無縫(てんいむほう)」
[習(なら)い性(せい)となる]ある行いが習慣になれば、それは生まれながらの性格と同じであるの意。出典は『書経』。
[三(み)つ子(ご)の魂百(たましいひゃく)まで]幼少のときの性質は一生変わらないということのたとえ。《類》「三(み)つ子(ご)の魂(たましい)は八十(はちじゅう)まで通(とお)る」
[優柔不断(ゆうじゅうふだん)]決断力がなく、意志が弱いこと。《類》「煮(に)え切(き)らない」




あすとろ出版
「日本語使いさばき辞典」
JLogosID : 4382102