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「時・年月・期」に関する故事・成語・ことわざ


[一刻千金(いっこくせんきん)]わずかな時間が千金にも値するように、非常に貴重なこと。
[一寸(いっすん)の光陰軽(こういんかろ)んずべからず]わずかな時間も、決して無駄にしてはいけないということ。出典は朱熹(しゅき)『偶成(ぐうせい)』。
[歳月人(さいげつひと)を待(ま)たず]年月は人の都合などを待ってはくれないの意で、今の時を大切にして生きよという戒め。出典は陶潜(とうせん)『雑詩』。《類》「光陰矢(こういんや)の如(ごと)し」「光陰(こういん)に関守(せきもり)なし」「月日(つきひ)に関守(せきもり)なし」
[去(さ)る者(もの)は日日(ひび)に疎(うと)し]親しかった者同士でも遠く離れていれば次第に疎遠になる。また、死んだ人が月日が経つうちに次第に忘れられていくこと。
[時期尚早(じきしょうそう)]その事を行うには、まだ時期が過ぎること。
[時機到来(じきとうらい)]ある事を行うのに、適当な時がやってくること。
[千載一遇(せんざいいちぐう)](⇒「あう」50ページ
[造次CID(7752)沛(ぞうじてんぱい)]わずかの間。「造次」はあわただしい、「CID(7752)沛」はつまずき倒れること。
[月日変(つきひか)われば気(き)も変(か)わる]時が経てば、人の気持ち自然に変わっていくものだということ。一時の感情で行動を起こしてはならないという戒めとしても用いられる
[電光石火(でんこうせっか)]稲光や石を打ち合わせて出る火のように、ごくわずかの時間のこと。
[忙中閑(ぼうちゅうかん)あり]忙しい最中にも、仕事から離れて自分の楽しみをもつ時間はあるということ。
[物(もの)には時節(じせつ)]何をするにも好機というものがある。それを逃すと、うまく事が運ばない。




あすとろ出版
「日本語使いさばき辞典」
JLogosID : 4382129