100辞書・辞典一括検索

JLogos

15

「願う・望む」に関する故事・成語・ことわざ


[倚門(いもん)の望(ぼう)]母が門の戸によりかかって、我が子が帰るのを待ちわびていることをいう。出典は『戦国策』。《類》「倚閭(いりょ)の望(ぼう)」
[欣求浄土(ごんぐじょうど)]極楽浄土に往生できることを心から願い求めること。「欣求」は、喜び求めること。
[心願成就(しんがんじょうじゅ)]心の中で願い続けていた希望や夢が達成されること。
[羨望嫉妬(せんぼうしっと)]うらやんで、ねたむこと。
[大願成就(だいがんじょうじゅ)]大願が成就したこと。願いがかなえられたこと。
[他力本願(たりきほんがん)]ひたすら仏にすがって成仏(じょうぶつ)しようとすること。「他人任せ」というような悪い意味にも使う。
[棒(ぼう)ほど願(ねが)って針(はり)ほど叶(かな)う]棒ほどに大きな願いをもっていても、実際には針ほどの大きさだけかなえられるということ。願い・望みが思い通りにはいかないものであるということのたとえ。《類》「富士(ふじ)の山(やま)ほど願(ねが)って蟻塚(ありづか)ほど叶(かな)う」
[本願往生(ほんがんおうじょう)]仏の誓願に救われて極楽往生すること。
[野心満満(やしんまんまん)]大望をもっていること。
[隴(ろう)を得(え)て蜀(しょく)を望(のぞ)む]一つの望みを遂げて、さらにその上を望むこと。出典は『後漢書(ごかんじょ)』。《類》「望蜀(ぼうしょく)の嘆(たん)」




あすとろ出版
「日本語使いさばき辞典」
JLogosID : 4382137