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「寝る・眠る」に関する故事・成語・ことわざ


[華胥(かしょ)の国(くに)に遊(あそ)ぶ]よい気分で昼寝をする。「華胥」は、昼寝の意で、黄帝が昼寝をして、「華胥氏の国」という理想郷の夢を見たという故事から。出典は『列子』。
[春眠暁(しゅんみんあかつき)を覚(おぼ)えず]春の夜は、寝心地がすばらしく、朝になったのも分からずに寝入ってしまう。孟浩然(もうこうねん)の『春暁(しゅんぎょう)』という詩の一節。
[白河夜舟(しらかわよふね)]よく寝込んでしまって何も知らないことのたとえ。京都見物をしてきたふりをした者が京の地名、白河を尋ねられて、川の名と思い、夜舟で通ったから知らないと答えたということから。「夜舟」は「夜船」とも、また、「白河」は「白川」とも書く。
[寝(ね)る子(こ)は育(そだ)つ]十分に寝る子どもは丈夫に育っていくものだということ。
[寝(ね)る間(ま)が極楽(ごくらく)]寝ているときの安楽な思いを極楽にたとえて言っている言葉。
[早寝早起(はやねはやお)き病知(やまいし)れず]夜には早く寝て、朝には早く起きるという健康的な生活をすれば、病気にはならないということ。




あすとろ出版
「日本語使いさばき辞典」
JLogosID : 4382141