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「春」に関する故事・成語・ことわざ


[秋月春風(しゅうげつしゅんぷう)](⇒「月(つき)」359ページ
[春花秋月(しゅんかしゅうげつ)](⇒「月(つき)」359ページ
[春日遅遅(しゅんじつちち)](⇒「太陽(たいよう)・日光(にっこう)」319ページ
[春宵一刻(しゅんしょういっこく)値千金(あたいせんきん)]春の夜は月がおぼろにかすんで風情があり、そのうえ温暖で気分がよく、そのすばらしい眺めは、ほんのわずかな時間が千金にも値するほどだということ。出典は蘇軾(そしょく)の詩『春夜(しゅんや)』。
[春風駘蕩(しゅんぷうたいとう)]春風がのどかに吹くさま。のどかな春景色の意から、人の態度・性格がのんびりしていて温和なことのたとえにもいう。「駘蕩」は、のどかで穏やかなようす。
[春眠暁(しゅんみんあかつき)を覚(おぼ)えず](⇒「寝(ね)る・眠(ねむ)る」399ページ
[春(はる)に三日(みっか)の晴(は)れなし]春の花どきの天気は三日と続かないということ。《類》「花曇(はなぐも)り七日(なぬか)」
[一人(ひとり)娘(むすめ)と春(はる)の日(ひ)はくれそうでくれぬ]一人娘は親が手放すのを惜しんで、なかなか嫁にやらない。春の日も暮れそうで暮れないということ。「呉れる」と「暮れる」をかけている。
[冬来(ふゆきた)りなば春遠(はるとお)からじ](⇒「冬(ふゆ)」458ページ




あすとろ出版
「日本語使いさばき辞典」
JLogosID : 4382157