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「水」に関する慣用句・故事・成語・ことわざ


[雨露(あめつゆ)をしのぐ]雨や露など、人が生活していく上で障害となるものに耐える我慢することから、最低生活をたとえていう。
[知者(ちしゃ)は水(みず)を楽(たの)しむ]知恵のある人は、知が水のよどみなく流れるようすによく似てよく働くので、水を好み楽しむ
[茶(ちゃ)は水(みず)が詮(せん)]おいしい茶をたてるのには、結局、よい水を選ぶことが肝心であるということ。「詮」は大事なもの。
[所変(ところか)われば水変(みずか)わる]異なった土地では飲み水の質が変わるから、自分の体質に合うかどうか注意すべきであるということ。また、土地が変われば風俗・習慣なども違うという意にも使われる。
[末期(まつご)の水(みず)]死に際に口にふくませてやる水。《類》「死(し)に水(みず)」。
[酔(よ)い醒(ざ)めの水下戸知(みずげこし)らず]酒を飲んだあと、のどが渇いて飲む水のうまいことといったら酒を飲まない人には分からない。経験しなければその妙味が分からないたとえ。
[酔(よ)い醒(ざ)めの水(みず)は甘露(かんろ)の味(あじ)]酔ったあと、眠りからさめて、渇いたのどを潤すために飲む水は、まるで甘露のようにおいしいということ。「甘露」は、王が仁政を施すと天から降るという甘い水。中国の伝説に由来する




あすとろ出版
「日本語使いさばき辞典」
JLogosID : 4382173