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阿吽之息
【あうんのいき】


【意味】何人かで物事を行う時に気持ちが一致する微妙な調子。「阿吽」は吐く息と吸う息。
【用例】●行司の軍配がさっと返るや、見事な阿吽の息で両力士は立ち上がり、はっしと組み合った。会議となると、いつもA部長とB部長が阿吽の息で、二人の連携プレーで進められてしまう傾向が強い。
【注意】「阿吽の呼吸」ともいう。「吽」は「UNI(544d)」とも書く。
【参考】梵語で「阿」は口を開いて出す声、「吽」は口を閉じて出す声。寺院の山門の仁王や狛犬などの相で、口を開いたものと閉じたもので一対を成す。




あすとろ出版
「四字熟語の辞典」
JLogosID : 5560004