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倚門之望
【いもんのぼう】


【意味】家の門によりかかって息子の帰りを待ちわびている親の心情。「倚門」は門に倚り掛かるさま。
【用例】●海外での事故が報ぜられるたびに、彼女は留学中の息子が一日でも早く無事に帰って来てほしいと倚門の望で胸が一杯になった。老い先短い母親の倚門の望を見過ごすことができず、親孝行な彼は大学を卒業すると故郷に近い企業に就職した。
【出典】『戦国策』斉下
【類語】倚門之情・倚閭之望
【故事】中国の戦国時代、衛の王孫賈の母親は外出して夜遅く帰ってくる息子を家の門に倚り掛かって待ちわびた。




あすとろ出版
「四字熟語の辞典」
JLogosID : 5560103