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蝸角之争
【かかくのあらそい】


【意味】蝸牛の左右の角の上にあるような小さな国同士の争い。また、つまらないことで争うこと。
【用例】●会社そのものが危急存亡の秋を迎えているのに、社長派だとか専務派だとか言って蝸角の争いをしている場合じゃないだろう。党内の派閥争いを蝸角の争いと批判する向きがあるのは承知しているが、主導権を握らなければ何もできないというのも事実なんだ。
【出典】『荘子』則陽
【類語】蛮触之争
【参考】「蝸牛角上の争い」の略。
【故事】カタツムリの右の角に位置する蛮氏と左の角に位置する触氏とが、互いに領土を争って戦ったという寓話から。




あすとろ出版
「四字熟語の辞典」
JLogosID : 5560176