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火中之栗
【かちゅうのくり】


【意味】火の中にある栗を取る。他人の利益のために自分が危険を冒すたとえ。「火中之栗を拾う」の略。
【用例】●だれだって火中の栗を拾うのは嫌だからね、あの店が暴力団に脅迫されるのを見て見ぬふりをしていたといって、近所の人を責められないと思う。会社再建のため、あえて火中の栗を拾う覚悟で社長就任をお引き受けした。
【出典】ラ・フォンテーヌ『寓話』
【参考】猿が猫をおだてて暖炉の中の栗を拾わせ、猫は大|火傷をしたが、猿はその栗を自分のものにしたという寓話による。




あすとろ出版
「四字熟語の辞典」
JLogosID : 5560189