四字熟語の辞典 か 26 夏炉冬扇【かろとうせん】 【意味】夏の火鉢、冬の扇のように、無益な言論や才能のたとえ。また、時期外れで役に立たない事物のたとえ。【用例】●生前は、夏炉冬扇などと陰口を叩かれることもあったが、死後、彼の著書は、その学科の基本図書になっている。季節を考慮しなければいいアイディアだと思うが、この時期になるといささか夏炉冬扇だね。【出典】王充『論衡』逢遇【類語】冬扇夏炉 あすとろ出版「四字熟語の辞典」JLogosID : 5560205