窮鼠噛猫
【きゅうそごうびょう】
【意味】追い詰められた鼠は猫に噛みつく。弱者でも窮地に追い込まれれば、必死で強者に反撃するというたとえ。
【用例】●こう税金が高くては、働いても働いても生活は楽にならない。窮鼠猫を噛むで、納税拒否運動でも始めたくなるよ。兄とけんかしていて負けそうになった弟は、まさに窮鼠噛猫、兄の腕に思い切り噛みついた。
【参考】『太平記』四に「窮鼠|却って猫を噛む」とある。出典としては、『塩鉄論』詔聖の「窮鼠|齧貍」がある。
| あすとろ出版 「四字熟語の辞典」 JLogosID : 5560265 |