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漁夫之利
【ぎょふのり】


【意味】当事者の双方が争っているのに乗じて、他の第三者が何の苦労もなく利益を横取りしてしまうことのたとえ。
【用例】●今度の選挙戦では有力候補のA・B両氏がしのぎを削っている間に、新人のC氏が漁夫の利を占めて当選した。金|儲けの上手な連中は、概して漁夫の利を占めることに長けているものだ。
【出典】『戦国策』燕策
【類語】鷸蚌之争
【注意】「漁夫」は「漁父」とも書く。
【故事】シギとハマグリが争っているところへ漁夫が来て、簡単に両方を捕らえてしまった。




あすとろ出版
「四字熟語の辞典」
JLogosID : 5560289