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魚游釜中
【ぎょゆうふちゅう】


【意味】煮られるのも知らず、魚が釜の中で泳いでいるという意。切迫した災いや危険を悟らずに、安逸をむさぼるたとえ。
【用例】●環境破壊が進むと地球には住むことができなくなるといわれているのに、魚釜中に游ぐの類で、人類は便利な工業製品を求めてますます地球を汚染している。残業が少なくなれば楽だと魚游釜中の安逸をむさぼっている連中は、会社の危機に気付いていないのだろうかと気になることがある。
【出典】『後漢書』張綱伝




あすとろ出版
「四字熟語の辞典」
JLogosID : 5560291