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岐路亡羊
【きろぼうよう】


【意味】学問の道が多方面に分かれていて、真理に達するのが難しいということ。また、方針が多くて迷うこと。
【用例】●医学の分化が進んでいるが、このままいけば生命の科学としての医学は岐路亡羊ということになりかねない。スタッフは思いつくままに次々と指示するが、結果的に岐路亡羊といった感じになり、メンバーは何から手を付けてよいか困ることが多い。
【出典】『列子』説符
【類語】多岐亡羊亡羊之嘆複雑多岐
【故事】中国、戦国時代、逃げ出した一匹の羊を追って大勢の人々が追いかけたが、枝道が多く見失ってしまった。これを見ていた楊朱が、学問の道も同様であると嘆いたという。




あすとろ出版
「四字熟語の辞典」
JLogosID : 5560295