口耳之学
【こうじのがく】

【意味】他人から聞いたことをそのまま人に告げ、少しも身に付かない学問。受け売りの学問。
【用例】●彼は世界情勢に一家言を持つと言われているが、よく聞いているとテレビ解説者からの受け売りに過ぎない。単なる口耳の学というやつさ。口耳の学だけに頼っていては進歩がない。苦労して自分を磨く努力をすることを勧める。
【出典】『荀子』勧学
【類語】耳学問・道聴塗説

あすとろ出版 「四字熟語の辞典」 JLogosID : 5560382