四字熟語の辞典 こ 17 孤雲野鶴【こうんやかく】 【意味】一つだけぽつりと浮かぶ雲と野にいる鶴。世俗の関係から離れて生きる隠者のたとえ。仕官しないでいる人。【用例】●政界を引退したA氏は山村に隠棲し、漢詩を作ったり、気が向けば畑に出たりといった孤雲野鶴の境涯を楽しんでいる。彼は変わり者だね。せっかく司法試験に合格したのに法曹界に入ろうともせず、田舎に引っ込んで孤雲野鶴、毎日お経を読む生活だそうだ。【類語】閑雲野鶴・孤高之士・悠悠自適 あすとろ出版「四字熟語の辞典」JLogosID : 5560406