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呉下阿蒙
【ごかのあもう】


【意味】呉の国にいた時の蒙さん。無学な者のたとえ。「呉」は三国時代の国名。「阿」は親しみを表す接頭語。
【用例】●彼は高校時代には全く冴えない男だったが、十年ぶりに会って、その話題の広さ、深さに驚いた。呉下の阿蒙に非ず、大変な変貌ぶりだった。正直申しまして私が担任であった当時のA君を私は呉下の阿蒙と考え大して期待もしておりませんでした。ところがこのたび事業に成功され、その隆盛ぶりを目の当たりにして、深く私の不明を恥じ入っている次第です。
【出典】『三国志』呉志
【故事】戦はうまいが学問のなかった呉の呂蒙が、一念発起、学問に励んで長足の進歩をとげ、久し振りに再会した人から、もはや昔の君ではないと賞賛された。




あすとろ出版
「四字熟語の辞典」
JLogosID : 5560410